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2007.02.03

Ray of Light

今日は夕方にほんのちょっとしか仕事が無くて,その他の時間は殆ど自転車で都内をうろうろしてた.時間的に遠くへ行くことも出来ず.非常に中途半端だったが,何にもしない内あっという間に日付が変わってしまった.する事があった方が時間はゆっくり進む.


フォトニック液晶という素材がある.屈折率の異なる二種類の物質を,光の波長半分程度の周期で重ねたもので,周期の幅や,構造に意図的な欠陥を作る事で,中を通過する光の早さを変えたり,短時間その中に光を閉じ込めたりする事が出来る.去年NTTが作った結晶中では,光の速度を1/50000に減速する事が出来たという.これは電子に於けるトランジスタのような役割で,将来の光メモリー実用へ向けた技術として期待されている.

5万分の1というと秒速約5800m=マッハ17か.何んか想像出来る速度まで落ちたような気がする.一見これは光速度不変の法則と矛盾しているように聞こえるが.エネルギーの受け渡しの時間が遅延時間となっているだけで,光速度は変化しない.結晶中の光の伝搬は電子雲の中をドミノ倒しのようにリレーで進む.光子が結晶やガラス中を進む際,出会った電子に捕らえられると,電子自体が光量子のエネルギーによって強制振動させられ光を放出する.少しメカニズムが違うが蛍光色に近いね.この光は強制振動に同期しているため,同じ波長の光となるが,振幅は減衰する.この時の受け渡しの遅延が結果的に群遅延となって見かけ上の光速度の変化となって観測されるのだ.とんでもなく複雑なミラー・ハウスの中を進むようなもんか全然違うかもしれないが.で,結局何んの話かというと,時間の感覚も観測者のシチュエイションで長くも短くもなると言いたかったんだが話が複雑過ぎてまとまらなくなりましたすんません.

おまけ1

卓上に蜃気楼のような虚像を作り出す「Mirage2000」.子供の頃,市内のデパートの雑貨売り場にこれがあってずーっと眺めていたっけ.

おまけ2

こちらもトリッキーな映像.2枚のついたての間で消えてしまうテレポート・ネコ.原理を見てもイマイチ理解出来ないが,取りあえず超常現象ではない.

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